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執筆者の写真philosopher

アースデー(地球の日)   (2021/4/18)


4月22日は「地球の日」でした。地球環境について考える日として提案された記念日です。毎年4月22日のアースデーが広く知られているほか、それ以外の日のアースデーも存在します。


ニューアクロポリス横浜教室のメンバーも、世界中でお祝いされてるこの日にあわせて畑作業を行いました。自然にふれることで、改めて母なる大地への感謝と尊さを学ぶ一日となりました。

活動内容は、午前中に近所の神奈川県内三浦へ赴き、畑でみんなでさまざまな植物の苗を植えました。ニガウリ、オクラ、ナス、ピーマン、とうもろこし、スイカ、アシタバ、かぼちゃなどです。

午後は、海岸へ。海を見ながら昼食をとり、その後は海岸を歩き、野草を採取しました。





ニューアクロポリス京都教室のメンバーも苗植えをしました。植物が与えてくれるエネルギーへの偉大さを共有できる機会となりました。





ウイルスの流行のため、みんなで集まって行う活動は制限していましたが、今回は久しぶりの外出ということで、天候にも恵まれて楽しいひとときになりました。


参加者に感想を伺いました。


「植物に思いを入れて、実を結び、それを私たちは摂って体となる。自分がそのプロセスに関わることと、自然のサイクルを改めて考えると美しさを感じました」

「土の力でエネルギーが育つ。自然の中の循環という法則を改めて感じた日となりました。植物はすぐには育ちませんが、私たちの成長も同じ。ありがたさもあり、同じ生命体として感謝。時間の様を見るのは勉強になりました」


土にふれ、柔らかさを感じる。メンバーの多くは、日常で実際に土にふれる機会は少なく(観葉植物の世話ぐらいが多数)、今日のような感覚を忘れがちでした。

しかし、畑の土にふれると誘われるように作業に没頭し、時間はあっという間に過ぎ、何時間でも行えるのではないかという気にさせられました。コメントにもありました循環を考えると、畑の苗植え自体は単純ですが、作業を通して、人にとってとても大切な作業なのではないかと感じました。

神話の世界では、自然が神格化されているのをたびたび見ることができます。自然信仰もあります。古代の人は現代の都市部に暮らす私たちより自然は生活に密着していて、その恵み、また畏怖を強く感じていたのだろうと想像します。

さて土や緑にふれるのは難しいのでしょうか。少し調べると意外に短時間で行けるところに自然はあり、原風景を感じることはできると思います。時々は自然の中で時間を忘れるのも有意義な時間となるであろうと感じています。人との交わり、自然との交感を楽しんだ1日となりました。





7月現在の畑の様子です。花が咲き、実がなりました。古代の人々は、聖なるものの顕現として自然の生命を大切にしたそうです。


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